社会科学系 05

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『ポピュリズムと民意の政治学』

3.11以降の民主主義

 

木下ちがや著 四六判上製 大月書店 AD/D

 

推薦=小熊英二さん(社会学者) 
ポピュリズムの原義は、既存の諸勢力に代表されない「人民の力」である。バラバラの「世論」が集合的な「民意」に転化する一瞬の可能性を現代に見出そうとする著者の同時代評は、かの『ブリュメール18日』を想起させる。

 

 

写真©島崎ろでぃ http://shimazakirody.com/

●MEMO●
「ポピュリズム」も2017年にはやった言葉。副題の「~路上からの政治・思想分析」ということばがとてもいい。カバー図版に島崎ろでぃさんという写真家の作品を使わせて頂いた。本文にも沢山掲載されている。この人の目線がとてもいい。今平和を求める人達が思想や怒りというものの奥にある、平和な生活を求める気持がとても良く掬いとられてると思う。

 

担当編集者さんからは、こういう活動には今、デザインが必要だという言葉を聞いていいたので、写真に見えるプラカードのデザインが昔と違うことに気が付く。「怒 Stopit !  スタッピッ」には感心した。


『引き裂かれたアメリカ』

富の集中、経済危機と金権政治

 

高田太久𠮷著 四六判上製 大月書店 
AD/D

 

事前予想を覆すトランプ大統領の誕生は、アメリカ社会を蝕む深刻な病を浮き彫りにした。一握りの者への富の集中、カネに支配された政治のありようを、豊富なデータから明らかにし、アメリカを引き裂く社会的分断の実態に迫る。 (大月書店HPより)

 

●MEMO●

カバー画像はニューヨーク・ウォールストリートのシンボル、ブル(Bull=雄牛)。これを見つけたときはすぐにアメリカ大統領の顔だと思った。このまま使うと意味が立ちすぎるので、どアップにして印象だけにしようと思ったが、配本されてから書店の平台で見たときは、遠目からでもT氏だと思ってしまう。

Bullは似たスペルのものにBullet(弾丸)があり、ほかの例としては「ブルジョア」「ブルドーザー=Bulldozer」「ブルドッグ=Bulldog」ということはチャーチルも仲間なのか?

 

 


『新自由主義と金融覇権』

現代アメリカの経済史

 

萩原伸二郎著 A5判上製 大月書店 
AD/D

 

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巨大なアメリカ金融産業の復権を促す新自由主義経済政策が、2008年の世界経済危機をもたらした。ニクソン政権から現在に至るアメリカの経済政策の展開を、金融覇権の生成・確立・危機という観点から分析する。

(大月書店HPより)

●MEMO●
自由という意味の奥深くに「弱肉強食」という意味が含まれている。


『社会権』人権を実現するもの

 

四六判上製 大月書店 AD/D

 

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生存権を掲げる憲法25条がありながら、格差や不平等、自由の抑圧が放置され、豊かな福祉が実現しないのは何故なのか? 社会権を軽視してきた日本の法理論などを批判的に検証し、社会権再生の意義を理論的に示しだす。(大月書店HPより

 

 

 

 

●MEMO 

書名が一番力を持つ事が分かっていたので、かなり大きくしてみたが、書店でみるとまだ小さい。ちょっと弱腰だったと反省。



『「軍」としての自衛隊』

PSI参加と日本の安全保障政策

 

津山 謙 著 A5判上製 大修館書店 
AD/D

 

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国際情勢の激変によって、岐路に立つ日本の安全保障。安保関連法成立のはるか以前に根本的な政策転換を規定したにもかかわらず、その実態がほとんど知られていない「PSI(拡散に対する安全保障構想)」への参加と、そこでの自衛隊の活動に関する実証分析により、安保政策をめぐる議論に重要な視点を提供する。
改憲が論議される今、研究者のみならず、政策決定に関わるすべての政治家、官僚、ジャーナリストが必ず読むべき重要文献である。 (慶應義塾大学出版会HPより)

memo

時勢柄、海というキーワードが浮上して、海のイメージを特色の銀にしてみた。


『軍法会議のない軍隊』

自衛隊に軍法会議は不要か

 

 

四六判並製 慶應義塾大学出版会 
AD/D

 

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常に負のイメージで語られる軍法会議。
はたして我々は軍法会議、軍の司法制度の正確な知識をもっているだろうか? 常に負のイメージで語られる軍法会議。またこれをもたない「軍隊」自衛隊。(慶應義塾大学出版会HPより)


『認知症とともに生きる私』

「絶望」を「希望」に変えた20年

 

クリスティーン ブライデン 著 馬籠 久美子 訳 四六判並製 大月書店 
D

認知症の当事者として発言することで、「認知症の人は何もわからない」という偏見を打ち破り、医療やケアの改革に大きく貢献した著者が、20年にわたり世界各地で行った講演を抄録。当事者・家族、医療・福祉関係者必読の一冊。(大月書店HPより)

 memo

帯のキャッチコピーを読んで亡くなった母の事思い出した。亡くなる前の数年間は私を見ても誰か分からなかったように見えた。しかし、違っていたのかも知れない。こちらはあきらめ気分でいたので、あまり声がけをしなくなった。これは間違っていた、と、反省している。

 


『そろそろ部活のこれからを話しませんか』

未来のための部活講義

 

中澤篤史 編 A5判並製 大月書店 D
 

memo

ブラック部活なる言葉を聞いたのはこの打ち合わせの時だった。部活もその顧問先生の仕事状況もブラックなのだという。もちろん部活を楽しんでる生徒も先生もいるからこの限りではないけれど、こういう現象が起こる原因を詳細な研究と歴史から見直すと、部活だけじゃなく日本の現状も見えてくる。イラストレーターの黒須高嶺さんがとても良い表情を描いてくれました。

 


『環境法の考えかたⅠ』

―「人」という視点から

『環境法の考えかたⅡ』

 企業と人とのあいだから


六車 明 著

四六並製 慶應義塾大学出版会

 

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Ⅰ巻ーーー公害や環境保全といった問題だけでなく、「認知症」や「躁鬱」といった“ 個々の人”の環境の問題までを考える。
社会問題の書籍として読めるだけではなく、弁護士、企業法務担当者、CSR 担当者にも必携の1冊。
Ⅱ巻ーーー密接な関係にある環境と経済のかかわり、原子力法制、国立マンション訴訟や、日本で最大級の産業廃棄物不法投棄事件といわれた豊島事件などを題材にして、「ある個人」にとっての法という新しい視点から、企業・会社、その周りにある人の環境とは何かを考える第Ⅱ巻。

(慶應義塾大学出版会HPより)



『世界のパワーシフトとアジア』

 新しい選択が迫られる日本外交

 

編著者 朱建榮 四六判並製 花伝社 AD/D

 

台頭する中国に危機感を煽るだけでよいのか──? 駐日大使や大学教授、ジャーナリストなどによる 最新の報告と提言。

日中国交正常化45周年から、日中平和友好条約40周年へ 新たな世界の潮流を見つめるために

(花伝社HPより)